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製品名尿中ジアセチルスペルミン測定用ELISAキット

カタログ番号:
KK073
sample

容量 80検体分(96穴プレート)
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Data Sheet Data Sheet
免疫抗原:
GenBank ID:
免疫動物:
精製方法:
抗体サブクラス:
適用 ELISA(-μg/mL)
交差性 ヒト
その他 ヒトの体内には4 種類のポリアミンと、そのモノおよびジアセチル体があります。
多価カチオンであるポリアミンは、核酸その他のアニオンとの相互作用を通じて蛋白質合成や核酸合成の過程に影響を与えることが知られておりますが、その生理的機能は多年にわたる研究にも関わらずまだ十分には解明されておりません。しかし活発に増殖する組織にはポリアミンが多量に含まれているだけではなく、そのような組織ではポリアミン代謝が活発であり、また、細胞内レベルも精密に制御されていることから、ポリアミンは細胞増殖およびその制御の過程で重要な役割を果たす物質の一つであると考えられております。
癌患者において尿中ポリアミン排泄量が増加することは1971 年にRussel によって最初に報告され、それ以後多くの研究が行われてきました。すでに、尿中総ポリアミン量測定キットが開発され一般生化学検査として利用されております。
近年、わずかな量ではありますがN1,N12-ジアセチルスペルミン、N1,N8-ジアセチルスペルミジンという2 種類のジアセチルポリアミンが尿中に排泄されていることが見出されました。健常者の尿中では、これらの成分はそれぞれ総ポリアミンの0.4%、1.2%を占めるにすぎませんが、総ポリアミンと比較して病態の変化をより顕著に示す可能性が報告されています。
本キットは、尿中ジアセチルスペルミン量をELISA 法により簡便に測定できるキットです。
研究用試薬としてご利用ください。
文献
  • Dig Liver Dis. 2005 Mar;37(3):190-4.
    Urine diacetylspermine as a novel tumour maker for pancreatobiliary carcinomas.
    Yamaguchi K, Nakamura M, Shirahane K, Konomi H, Torata N, Hamasaki N, Kawakita M, Tanaka M.
  • Clin Chim Acta. 2010 Dec 14;411(23-24):1894-9.
    Evaluating the utility of N1,N12-diacetylspermine and N1,N8-diacetylspermidine in urine as tumor markers for breast and colorectal cancers.
    Umemori Y, Ohe Y, Kuribayashi K, Tsuji N, Nishidate T, Kameshima H, Hirata K, Watanabe N.
共同研究

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TEL : 03-5632-9610 FAX : 03-5632-9619
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