抗ヒト DOR モノクローナル抗体 (Clone No.1E7)

適用	(1μg/mL) (1μg/mL) (1μg/mL) (1μg/mL)
交差性
その他	OPRD1 (opioid receptor, delta 1：別名 DOR) は、Gタンパク質共役型受容体 (GPCR) ファミリーに属するロドプシンサブファミリーの一つです。OPRD1は、372 アミノ酸残基から成り、脳の大部分や活性化 T 細胞などに発現しています。OPRD1 は、内因性オピオイドのダイノルフィン類によって活性化されます。OPRD1 への刺激は、鎮痛、不快感、免疫増強などに作用します。活性化 T 細胞では OPRD1 の発現が増加し、OPRD1 は T 細胞の増殖、IL-2 産生、走化性、細胞内シグナル伝達などに関与しています。活性化 CD4+ T 細胞において、OPRD1 刺激は HIV-1 の発現を抑制します。また、OPRD1 の活性化は低酸素やグルタミン酸による細胞障害などのストレスから神経を保護することが示されています。
文献	—
共同研究	—