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製品名抗 マウスTRPA1 ポリクローナル抗体

カタログ番号:
KM120
KM120

容量 50μg/200μL
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Data Sheet Data Sheet
免疫抗原: 部分ペプチド
GenBank ID: 277328
免疫動物: rabbit(ウサギ)
精製方法: Antigen Affinity
抗体サブクラス:
適用 Western Blotting(1.6μg/mL) Immuno Precipitation(1.6μg/mL)
交差性 マウス
その他 哺乳類では、暑さや寒さといった外界の温度を、末梢神経に存在する特異的受容体で感じています。また、約 43 度以上と約 15 度以下では温度感覚に加えて、痛みをもたらします。
これまでに、9 つの温度感受性イオンチャンネルが確認されています。これらは TRP (transient receptor potential) サブファミリーに分類され、感覚神経や皮膚に発現しています。これらのうち、TRPA1 (TRP cation channel, subfamily A, member 1) は冷刺激イオンチャンネルとして報告されました。TRPA1 は、ヒトにおいて痛みを感じる17 度以下の冷刺激によって活性化されます。
侵害性冷刺激に加えて、 TRPA1 はマスタード、ニンニク、シナモンに含まれる刺激成分によって活性化されるほか、TRPV1/VR1 (capsaicin/heat receptor) と感覚神経細胞で共発現することが分かっています。さらに TRPA1 は、有毛細胞の機械受容伝達チャンネルであることも示唆されています。
痛みの伝達、機械刺激、侵害性冷刺激などのメカニズム解明の研究に本抗体をご使用下さい。
文献
  • Acta Otolaryngol. 2009 Oct;129(10):1050-60.
    Expression of transient receptor potential channel melastin (TRPM) 1-8 and TRPA1 (ankyrin) in mouse inner ear.
    Takumida M, Ishibashi T, Hamamoto T, Hirakawa K, Anniko M.
  • Acta Otolaryngol. 2010 November; 130(11): 1278?1286.
    Expression of transient receptor potential channel vanilloid (TRPV) 1?4, melastin (TRPM) 5 and 8, and ankyrin (TRPA1) in the normal and methimazole-treated mouse olfactory epithelium
    Nakashimo Y, Takumida M, Fukuiri T, Anniko M, Hirakawa K.
共同研究 自然科学研究機構 富永 真琴先生

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