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製品名抗 マウス TRPV4 ポリクローナル抗体

カタログ番号:
KM119
KM119

容量 25μg/100μL
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Data Sheet Data Sheet
免疫抗原: 部分ペプチド
GenBank ID: 63873
免疫動物: rabbit(ウサギ)
精製方法: Antigen Affinity
抗体サブクラス:
適用 Western Blotting(0.25μg/mL)
交差性 マウス
その他 TRP (transient receptor potential) チャンネルは陽イオンチャンネルであり、大きなスーパーファミリーを形成し、少なくとも 9 つのサブファミリーに分かれています。これらのサブファミリーは活性化機構や機能によって分類されています。
TRPV4 (TRP vanilloid 4) は、低浸透圧で活性化される浸透圧感受性受容体として発見され、その後の研究から、約 30 度の暖かい領域で活性化される温度感受性を持つことが明らかとなりました。TRPV4 は感覚神経、視床下部、皮膚、腎臓、肺、内耳といった様々な組織で発現しており、浸透圧刺激、機械刺激による痛みや炎症性の痛みの伝達に重要な役割を果たしています。
TRPV4 はカルシウム流入チャンネルとして機能し、多くの物理的刺激 (細胞の膨張、熱、機械刺激) や内在性カンナビノイド、アラキドン酸代謝物、4α-ホルボールエステルといった化合物によって活性化されるほか、機械刺激による痛覚過敏やタキソールによる疼痛に関与していることも報告されています。発現する組織や刺激応答の多様性から、TRPV4 は多くの生理的役割を持っていることが予想されます。また、TRPV4 欠損マウスによる研究でも、浸透圧刺激、機械刺激、温度刺激の調節に重要な役割を果たすことが示唆されています。
浸透圧感受性、機械刺激、炎症反応、温度刺激などのメカニズム解明に本抗体をご使用下さい。
文献
  • J Neurosci. 2007 Feb 14;27(7):1566-75.
    Effects of body temperature on neural activity in the hippocampus: regulation of resting membrane potentials by transient receptor potential vanilloid 4.
    Shibasaki K, Suzuki M, Mizuno A, Tominaga M.
共同研究 自然科学研究機構 富永 真琴先生

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