抗 ヒト Siah2 ポリクローナル抗体
| 容量 | 25μg/100μL |
| 価格(税別) | お問い合わせください |
 Data Sheet |
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| 免疫抗原： | 部分ペプチド |
|---|---|
| GenBank ID： | 6478 |
| 免疫動物： | rabbit（ウサギ） |
| 精製方法： | Antigen Affinity |
| 抗体サブクラス： | – |
| 適用 |  (0.2μg/mL) |
|---|---|
| 交差性 |  |
| その他 | タンパク質が生まれて、死んでいくまでの過程は精密な装置が働いていることが分かってきました。特にユビキチン-プロテオソーム系によるタンパク質の分解制御システムは生体内のあらゆるプロセスに深く関わっています。このプロセスに関与する分子、Siah は、キイロショウジョウバエの発育中の眼におけるR7 光受容体細胞形成のために必要とされるDrosophila seven in absentia（Sina）のホモログで、現在まで2 つのヒトホモログ（Siah1、Siah2）が報告されています。 Siah は、ある特定のタンパクをユビキチン系へと導くユビキチンリガーゼの一つです。さらに、癌抑制遺伝子p53 による誘導、脳での高い発現など数々の興味深い特徴を持ちます。また、これまで見出されてきた経路とは異なる経路で、p53 に伴う細胞周期の調節や、アポトーシスへの関与が示唆されており、その機能が注目されています。 Siah2 はメッセンジャーRNA レベルでは嗅覚上皮、網膜、前脳、成長過程の軟骨などに高発現していることが見出されており、今後タンパク質レベルでの発現と機能解析が進むことが期待されます。 本抗体は、タンパク質のターンオーバーと種々の病態との関係を解き明かす研究や、癌の研究において重要な役割を果たすと期待されます。 |
| 文献 |
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| 共同研究 | 京都大学 中西 重忠先生、森吉 弘毅先生 |
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