抗マウス Addicsin ポリクローナル抗体


容量	25μg/100μL
価格(税別)	お問い合わせください
Data Sheet

免疫抗原：	部分ペプチド
GenBank ID：	65106
免疫動物：	rabbit（ウサギ）
精製方法：	Antigen Affinity
抗体サブクラス：	–

適用	(1.0-5.0μg/mL) (0.5-2.0μg/mL)
交差性
その他	Addicsin（別名GTRAP3-18）は、モルヒネ耐性依存状態のマウス扁桃体において、mRNA の発現量が特異的に増加する遺伝子として単離された新規因子です。一方、GTRAP3-18 は、酵母two hybrid 法により、神経型グルタミン酸トランスポーター（EAAC1）結合蛋白質をコードする遺伝子として同定され、Addicsin のラットホモログであることが明らかとなっています。 Addicsin は、脳におけるグルタミン酸濃度調節に関与することから、神経可塑性現象、さらには、麻薬中毒、痴呆、てんかん等の病態に関与する因子として注目されています。本抗体は、マウスAddicsin の部分ペプチドを抗原として作製された抗原アフィニティ精製ポリクローナル抗体で、マウス脳内に存在するAddicsin をウエスタンブロッティングにより特異的に捉えることが可能で、免疫組織染色にも有用です。神経可塑性現象の分子メカニズム、情動の分子メカニズム、精神神経疾患の発症メカニズムなどの研究への応用が期待されます。
文献	Cancer Res. 2005 Apr 1;65(7):2899-905. RNA interference targeting aurora kinase a suppresses tumor growth and enhances the taxane chemosensitivity in human pancreatic cancer cells. Hata T, Furukawa T, Sunamura M, Egawa S, Motoi F, Ohmura N, Marumoto T, Saya H, Horii A. Neurosci Lett. 2007 Oct 22;426(3):149-54. Neural localization of addicsin in mouse brain. Saori Akiduki , Tomoyo Ochiishi , Mitsushi J. Ikemoto J Biol Chem. 2008 Nov 14;283(46):31323-32 Modulation of the neural glutamate transporter EAAC1 by the addicsin-interacting protein ARL6IP1 Akiduki S, Ikemoto MJ.
共同研究	産業技術総合研究所池本光志先生