容量 | 50μg/200μL |
価格(税別) | お問い合わせください |
Data Sheet |
免疫抗原: | 部分ペプチド |
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GenBank ID: | 821 |
免疫動物: | mouse(マウス) |
精製方法: | ProteinG |
抗体サブクラス: | IgG1 |
適用 | (0.2-1.0μg/mL) |
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交差性 | |
その他 | 未成熟な新生タンパク質は、粗面小胞体(Endoplasmic reticulum : ER)において正しく折りたたんで高次構造を獲得し、機能を持ったタンパク質への成長(フォールディング)が必要です。フォールディングの介添を行うタンパク質を分子シャペロンと呼び、その一つであるカルネキシンはミスフォールディングタンパク質や不完全なタンパク質の認識および保持に関与していることが明らかになっています。近年見いだされたカルネキシンスプライシングアイソフォーム(カルネキシンΔ185-520)はカルネキシンと異なり、膜貫通ドメインを持たず、また、レクチン活性およびカルシウム依存性活性に関わるリピート部分を持っていないという特徴を持っています。 カルネキシンが関与していると言われる遺伝性疾患に嚢胞線維症(cystic fibrosis : CF)があります。この疾患はCl-チャネル(CFTR)の変異によりフォールディングに異常が生じ、その結果、カルネキシンによってmutantCFTR がER に保持されて様々な致死的な症状を起こすと考えられております。またカルネキシンΔ185-520 はこのカルネキシンの相互作用を阻害する可能性が報告されており、CF の新しい治療法につながることが期待されます。 本抗体はカルネキシンには反応せず、カルネキシンΔ185-520 のみを認識するマウスモノクローナル抗体でウエスタンブロッティングに使用できます。 |
文献 | — |
共同研究 | 熊本大学 甲斐 広文先生 |
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