抗ラット有機アニオントランスポーター 3 (OAT3) ポリクローナル抗体


容量	25μg/250μL
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Data Sheet

免疫抗原：	部分ペプチド
GenBank ID：	83500
免疫動物：	rabbit（ウサギ）
精製方法：	Antigen Affinity
抗体サブクラス：	–

適用	(0.5-1.0μg/mL) (2.0-5.0μg/mL)
交差性
その他	薬物及びその代謝物の膜輸送に関与する薬物トランスポーターは、基質認識の多様性等から、さまざまなトランスポーターに分類されています。特に、有機アニオン、同カチオン、両性イオンの3 つのトランスポーターファミリーより構成される有機イオントランスポーターファミリーでは、輸送基質として極めて多種類の内因性、外因性有機物質(薬物や異物)およびその代謝物を含み、薬物の体内動態の理解には重要で、その輸送基質の多くは有機アニオンに属しています。この中で、ラットの有機アニオントランスポーター3(Organic Anion Transporter3:OAT3)は、分子量130kDa の536 アミノ酸残基からなる12 回膜貫通型の膜蛋白で、組織発現は肝臓、腎臓、脳で発現しており、眼にも認められています。また、OAT3 はNa+非依存的にエストロン硫酸、PAH(ρ-aminohippurate）、メソトレキセート、シメチジンを輸送し、デヒドロエピアンドロステロン硫酸やオクラトキシンA、プロスタグランジンE２等も輸送します。本抗体は、免疫組織化学的な解析に有用であることが確認されています。
文献	Kidney Int. 2006 May;69(10):1780-5. Indoxyl sulfate stimulates proliferation of rat vascular smooth muscle cells. Yamamoto H, Tsuruoka S, Ioka T, Ando H, Ito C, Akimoto T, Fujimura A, Asano Y, Kusano E. J Pharmacol Exp Ther. 2005 Nov;315(2):534-44. Functional characterization of rat organic anion transporter 5 (Slc22a19) at the apical membrane of renal proximal tubules. Anzai N, Jutabha P, Enomoto A, Yokoyama H, Nonoguchi H, Hirata T, Shiraya K, He X, Cha SH, Takeda M, Miyazaki H, Sakata T, Tomita K, Igarashi T, Kanai Y, Endou H.
共同研究	—