抗ヒト有機アニオントランスポーター 4 (OAT4) ポリクローナル抗体


容量	20μg/200μL
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Data Sheet

免疫抗原：	部分ペプチド
GenBank ID：	55867
免疫動物：	rabbit（ウサギ）
精製方法：	Antigen Affinity
抗体サブクラス：	–

適用	(1.0-5.0μg/mL)
交差性
その他	薬物及びその代謝物の膜輸送に関与する薬物トランスポーターは、基質認識の多様性等から、さまざまなトランスポーターに分類されています。特に、有機アニオン、同カチオン、両性イオンの3 つのトランスポーターファミリーより構成される有機イオントランスポーターファミリーでは、輸送基質として極めて多種類の内因性、外因性有機物質(薬物や異物)およびその代謝物を含み、薬物の体内動態の理解には重要で、その輸送基質の多くは有機アニオンに属しています。この中で、ヒトの有機アニオントランスポーター4(organic anion transporter 4:OAT4)は、550 アミノ酸残基からなる12 回膜貫通型の膜タンパクで、エストロン硫酸やデヒドロエピアンドロステロン硫酸をNa+非依存的、高親和的に輸送し、さらにオクラトキシンA、PAH(ρ-aminohippurate)の輸送も認められています。 OAT4 は、ヒトの腎臓と胎盤に発現が認められており、胎盤に発現する有機アニオントランスポーターとしては最初のメンバーであり、胎児からの有害なアニオン性物質の排出に寄与しているものと予想されています。
文献	J Am Soc Nephrol. 2005 Dec;16(12):3498-506 Modulation of renal apical organic anion transporter 4 function by two PDZ domain-containing proteins. Miyazaki H, Anzai N, Ekaratanawong S, Sakata T, Shin HJ, Jutabha P, Hirata T, He X, Nonoguchi H, Tomita K, Kanai Y, Endou H.
共同研究	—