抗ラット輸送系 b0,+ 関連因子 (rBAT) ポリクローナル抗体

適用	(0.01-0.1μg/mL) (0.1-0.5μg/mL)
交差性
その他	哺乳類のアミノ酸輸送システムは、基質となるアミノ酸分子の多様性を反映して多種類のトランスポーターから構成され、その輸送基質選択性とNa+依存性により種々の輸送系に分類されています。輸送系 b0,+関連因子(related to b0,+ amino acid transporter: rBAT)は、分子量85 kDa の1 回膜貫通型の膜蛋白で、それ自身はトランスポーターではなく、シスチン、塩基性及び中性アミノ酸を輸送するトランスポーターのb0,+型アミノ酸トランスポーター１(b0,+-type amino acid transporter 1: BAT1)とヘテロ２量体を形成することで機能を発揮するアミノ酸輸送活性化因子です。ｒBAT は、腎尿細管上皮や小腸上皮などの極性細胞の管腔側膜に存在し、BAT1 を管腔側膜へ移送する働きをすると考えられています。本抗体は、免疫組織染色、イムノブロッティングに有用であることが確認されています。
文献	—
共同研究	—