抗ヒト RAGE モノクローナル抗体 (Clone No.1C5)


容量	50μg/200μL
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Data Sheet

免疫抗原：	発現タンパク
GenBank ID：	177
免疫動物：	GANP® mouse（GANP®マウス）
精製方法：	ProteinG
抗体サブクラス：	IgG1κ

適用	(0.01μg/mL) (0.1μg/mL) (1μg/mL) (1μg/mL)
交差性
その他	RAGE (receptor for AGEs, advanced glycation end products) は、イムノグロブリンスーパーファミリーに属する約 35 kDa の細胞表面マルチリガンド受容体です。RAGE は血管内皮細胞、平滑筋細胞、周皮細胞、腎メサンギウム細胞などの血管構成細胞やマクロファージなどの細胞で発現し、N 末端欠損型及び C 末端欠損型も存在しています。RAGE は AGEs だけでなく、HMGB1、S100/calgranulins、アミロイドなどの受容体として機能します。RAGE によって誘導される細胞内シグナルは、Cdc42/Rac、AP kinase、NF-B などを活性化します。C 末端欠損 RAGE は可溶型であり、AGEs などのリガンドに結合し、細胞内への RAGE シグナルを抑制します。 RAGE は、炎症、糖尿病、糖尿病合併症 (腎症、血管障害)、アルツハイマー病などに関与しています。また様々な癌において、RAGE の発現とその悪性度の強い関連性が示唆されています。HMGB1/RAGE が腫瘍形成、成長、転移などに重要な役割を果たしていること、RAGE とグリセロアルデヒド由来 AGEs、グリコールアルデヒド由来 AGEs との結合が腫瘍の増殖、浸潤を促進することが示されています。本抗体は RAGE に特異的な抗体であり、癌、加齢に伴う疾患、糖尿病合併症などの研究にご利用下さい。
文献	—
共同研究	—