抗 AGE-4 モノクローナル抗体 (Clone No.14B5)


容量	10μg/40μL
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Data Sheet

免疫抗原：	AGE4-BSA
GenBank ID：	–
免疫動物：	GANP® mouse（GANP®マウス）
精製方法：	ProteinG
抗体サブクラス：	IgG1κ

適用	(0.05μg/mL) (0.1μg/mL)
交差性
その他	AGEs (advanced glycation end-products; 終末糖化産物) はグルコースなどの還元糖とタンパク質、脂質、核酸といった生体分子との間の非酵素的糖化反応で生成され、糖尿病、炎症、腎不全といった疾患や老化に伴い蓄積します。AGEs は、糖尿病網膜症や腎症といった糖尿病血管合併症の発症・進展に強く関与しています。さらに AGEs は、動脈硬化症、アルツハイマー病、末期腎不全、関節リウマチ、肝硬変などの様々な疾患で増加します。 AGEs は、グルコースに由来するだけでなく、ジカルボニル化合物、糖の自動酸化物、糖代謝中間体などからも生成されます。メチルグリオキサール (MG) は糖尿病患者で増加し、タンパク質を修飾し、AGE-4 を生成します。MG は TNF により誘導される細胞死の作用を増強し、細胞死の際、AGE-4 が増加すること、MG 及び AGE-4 がマイコバクテリアに感染したマクロファージにおいてアポトーシスを誘導することが示されています。また細胞死に重要な役割を果たしているミトコンドリア PTP を MG が修飾し、閉口状態に PTP を安定化することが示されています。このほか、MG の増加がインスリンシグナル経路を阻害し、インスリン抵抗性を示すことも明らかとなっております。本抗体は AGE-4 に特異的な抗体であり、細胞死、加齢に伴う慢性疾患や糖尿病関連疾病などの研究にご使用下さい。
文献	—
共同研究	—