抗ヒト Galectin-3 ポリクローナル抗体

適用	(3μg/mL)
交差性
その他	Galectin とは、動物界に広く存在するガラクトース結合性レクチンの総称で分子量１４～３６KDａの基本的には膜貫通ドメインを持たない可溶性のタンパクです。現在まで報告されているガレクチンはその分子構築様式に基づいて、プロト、キメラ、直列反復型の三型に分類でき、Galectin-３はキメラ型に分類されマクロファージの表面抗原あるいはIgE 結合タンパクとも呼ばれており、癌細胞や、ヒト白血病ウィルスに感染したＴ細胞で発現が増加することが確認されています。また、最近メイラード反応後期生成物(AGEs)をリガンドとして認識することが示されAGEs 受容体としても注目されています。（Mol.Med.1:634-646,1995）本抗体は、大腸菌で発現したヒトGalectin-３をウサギに免疫して得られた抗体で、ウエスタンブロットに使用できます。
文献	—
共同研究	熊本大学堀内正公先生