容量 | 50μg/200μL |
価格(税別) | お問い合わせください |
Data Sheet |
免疫抗原: | CML-KLH |
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GenBank ID: | – |
免疫動物: | mouse(マウス) |
精製方法: | ProteinG |
抗体サブクラス: | IgG1 |
適用 | (0.1-1.0μg/mL) (5.0-10.0μg/mL) |
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交差性 | |
その他 | AGEs(Advanced Glycation End Products)は、タンパク質の非酵素的糖付加反応(メイラード反応)により、シッフ塩基、アマドリ転移生成物(前期生成物)を経由し、脱水、酸化、縮合などの複雑な反応を受けて形成される最終生成物です。AGEs は、蛍光・褐色・分子架橋形成などの特徴の他、AGEs 受容体により認識されるという生化学的特性を有しています。近年の抗AGEs 抗体による解析の結果、(1)ヒト水晶体(加齢に伴う増加)、(2)糖尿病性腎症や慢性腎不全の患者の腎近位尿細管、(3)糖尿病患者の網膜、(4)糖尿病性神経障害患者の末梢神経、(5)粥状動脈硬化病変部、(6)透析性アミロイド-シスのβ2-マイクログロブリン、(7)アルツハイマー病患者の老人斑、(8)CAPD 患者の腹膜、(9)弾力線維症の皮膚のエラスチン、(10)セロイド/リポフスチンなどにAGEs が蓄積することが分かってきました。これらの知見は、老化自体や老化に伴う慢性疾患にAGEs が深く関与していることを示唆しています。 既知 AGEs 構造体として、数種の構造体が提唱されていますが、その1つであるカルボキシメチルリジン(CML)は、1989 年にBaynes らにより、グルコースとリジンの反応生成物が酸化的に分離して生成した化合物として構造決定されました。2 単糖やグリオキザールから直接CML が生成することも確認されており、Baynes らは最近、脂質が過酸化されて生じる化合物とリジンとの反応からCML が生成することを示しています。 従来から報告例の多い抗AGEs モノクローナル抗体(6D12)と併せて、抗CMLモノクローナル抗体(CMS-10)をお試し下さい。 |
文献 |
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共同研究 | — |
AGE関連抗体の免疫組織化学(免疫染色)の際には切片は凍結切片、抗原賦活化も酵素処理法をお勧めしています。加熱する事でサンプル中に新たなAGEが生成される可能性があります。
ご注文方法
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